令和元年(2019年)、富士登山の「競争」は、もう始まっています
こんにちは、bluethunder200です。
富士登山の話をメインにしていきたいと思います。
主な対象者ですが、とりあえず、登山者の最も多い、首都圏から富士スバルライン五合目から吉田ルートを登る方、とさせてください。
吉田ルートを麓から登るルート、いわゆる「馬返しルート」も取り上げるつもりですし、山頂などは、他の須走・御殿場・富士宮ルートでも参考になるはずです。
初めての話は、「令和元年(2019年)、富士登山の『競争』は、もう始まっています!」です。
富士登山「競走」
毎年7月末の金曜日、今年は7月26日に、富士吉田市が主催している競走です。
麓の富士吉田市役所前から富士山頂、または途中の五合目を目指して走るという、トレイルランです。早い人は、なんと2時間半で麓から山頂まで走るそうです。
山小屋予約の「競争」は、4月から始まっています!
…ではなく、本題は、富士登山ができるのか?という話です。
この記事を見ているのはいつでしょうか?
かつての僕がそうだったように、7月1日の御来光のニュースの後でしょうか?
それではすでに遅いと思います。
なぜか?
山小屋予約の「競争」、多くの山小屋はすでに4月から5月に始まっているのです!
個人で週末、特に土曜日を予約するのは難しいでしょう。
これを書いているのは6月初めです。
4月から吉田ルートの予約状況をしょっちゅう見ていますが、週末、条件のよい、標高の高い八合目以上、本八合目、八合五勺の山小屋の予約は埋まっている状況です。
毎年見ていますが、今年は特に早い印象です。
僕が泊まる山小屋なんて、予約開始日でも、土曜日なんて取れたことは一度もありません。
他のルート、例えば吉田ルートに次いで登山者が多い、富士宮ルートでも傾向は似ているのではないでしょうか?
吉田ルートの山小屋について
吉田ルートの山小屋の詳細についてはこちらに書きましたので、ご興味のある方はご覧ください。
吉田ルートの山小屋は、週末「完全予約制」です。
実際のところ「空きがあれば」予約なしでも泊まれるようですが、断られたらそれまでです。泊まれないのは死活問題なので、僕はおすすめしません。必ず事前に予約してから登りましょう。
ツアーの利用や、平日の登山も考えてみましょう
では休日の都合でどうしても土日に登りたい場合、どうするのか?
登山ツアーを使うのです。
下界のホテル同様、山小屋の予約は、一般枠と、ツアー向けの旅行会社枠があります。山小屋のホームページにも、予約が取れない場合、ツアーを勧めているいるところもありますし、実際山小屋の人に言われたこともあります。
山小屋の事情は存じませんが、一般枠は少ないのではないかと思います。
例えば、下記の サンシャインツアー は、通常の全国各地からの富士登山ツアーのみならず、各ルートの山小屋のみの予約も行っています。
僕も実際に比べてみたところ、山小屋に直接予約する場合に比べ、宿泊料金が同等もしくは安い場合が多く、キャンセル料発生するのが7日前から、しかも安いなど、旅行会社ならではのメリットがあります。
どんな違いがあるか比較してみたので、ご覧いただければ、と思います。
吉田ルートの場合、
- 七合目(標高2800m) 富士一館 (ふじいちかん)
- 七合目(標高2900m) 鳥居荘
- 八合目(標高3200m) 白雲荘
- 八合目(標高3250m) 元祖室 (がんそむろ)
- 本八合目(標高3400m) 富士山ホテル
- (須走口)本八合目(標高3400m) 胸突江戸屋(上江戸屋) (むなつきえどや、うええどや)
- 八合五勺(標高3450m) 御来光館
があります。ぜひご検討いただければと思います。
また、個人で登る場合、平日の登山も考えてみましょう。