bluethunder200’s blog

主に富士登山について書いています

(2022年7月更新)富士登山 吉田ルートの山小屋について

こんにちは、bluethunder200です。
今回は吉田ルートを使った場合に通る山小屋、山頂の山小屋について、簡単に気づいたことを書きたいと思います。単に僕の備忘録だったりして(笑)

各山小屋へのリンクも用意しました。宿泊予約や登山の参考にしていただければ、と思います。

なお、僕の実際の経験や、山小屋のホームページ書かれてあることに基づいて書いていますが、間違いがあったり、シーズンによって変わっていたりするかもしれません。標高も山小屋が謳っているもので、正確なものではありません。あしからず。

2022年7月に更新しました。

登山、お鉢めぐり(時計回り)、下山で通る順に書いていきます。

八合目の山小屋 元祖室では、冨士山天拝宮に参拝できます。

八合目の山小屋 元祖室では、冨士山天拝宮に参拝できます。

(吉田口登山道)馬返の施設

(富士スバルライン)五合目の施設

標高は2,305mです。
売店やレストラン、神社のイメージが多いですが、実は宿泊できます。
駐車場下にある無料のトイレより、有料ですが、こちらの施設のほうが気持ちよく使えると思います。

(吉田口登山道)五合目・六合目の山小屋

スバルライン五合目から泉ヶ滝を下った小御岳道(こみたけみち)の先にあります。通常は泉ヶ滝を登るので、通りません。
少し遠回り(コースタイムで20分増える)ですが、どちらの山小屋にも焼印があるので、全部押したい場合、回り道するのもいいと思います。
(どう見ても八角の)六角堂日蓮上人像もあります。

  • 佐藤小屋 標高2230m
    通年営業(冬は予約日のみ)の山小屋です。
    夏期の一時期、毎日新聞の支局が開設されていて、看板が出ます。
  • 里見平★星観荘 (さとみだいら・せいかんそう) 標高2325m
    佐藤小屋からほんの少し(5分ほど)登ったところにあります。
    標高2325mとありますが、果たしてそれだけあるか、分かりません。
    環境マネジメントシステム、ISO14000を取得しています。山小屋では国内初!だそうです(というか見たことありません)

七合目の山小屋

岩登りが始まる七合目。七合目の山小屋は密集しています。目標が分かりやすく、励みになるのではないでしょうか。各山小屋の間隔は、僕の実測で、数分から20分程度です。

八合目の山小屋

七合目に比べ、八合目の山小屋は間隔が離れています。岩場から砂礫の道に変わります。

本八合目の山小屋

本八合目の山小屋は密集しています。須走ルートと合流します。

八合五勺の山小屋

この先を越えると急な岩場に変わります。九合目と山頂に鳥居があります。

吉田、須走ルートの山頂

富士山頂上 久須志神社が隣接しています。
山頂の山小屋では、いずれも山小屋内で食事が取れ、休憩ができます。

  • 山口屋 3710m
    宿泊ができます。
    焼印がありますが、先に久須志神社で刻印をもらってからでないと押してくれません
  • 扇屋 3710m
    元の場所は取り壊されていて、以前東京屋があった場所で営業しています。
    この時期だけ山小屋で働いている小岩井さんが、下記のシーズン中ブログを書いています。絵葉書買うときにその話しをしたら、サインしてくれました。
    2021年に引き続き、2022年シーズンも不定期の投稿になるそうです。

     

御殿場、富士宮ルートの山頂

登頂後のお鉢巡り、吉田ルート山頂から約30分(コースタイム)で、富士山頂上 浅間大社奥宮富士山頂郵便局がそばにあります。剣ヶ峰も近いです。

(下山時)八合目の山小屋

下山時、本八合目で鳥居のある富士山ホテルのそばを通り、八合目の下江戸屋で吉田ルートと須走ルートに分岐します。

下山時に見えてくるもう一つの鳥居は、須走ルートの見晴館のものです。

  • 江戸屋(下江戸屋) (したえどや) 3350m
    胸突江戸屋(上江戸屋)とは姉妹の山小屋です。
    吉田・須走ルートの下山分岐点にあります。
    天皇陛下(当時皇太子殿下)が宿泊された山小屋です。(他、御殿場ルートの赤岩館がありますね)
    吉田ルートで下山する場合、最後の山小屋です。五合目までの3時間あまり、七合目、六合目のトイレ以外ありません。水の調達、食事をしておきましょう。トイレもここで済ますことをお薦めします。
    須走ルートの山小屋なので、須走ルートの場合、登りでも通ります。

予約が取れないときは…

山小屋は、土曜日、海の日前後とお盆が混む時期で、登頂に有利な標高の高いところから、先に埋まっていきます。
山小屋直接予約で取れない場合、旅行会社は別に枠を持っていますので、ぜひ利用してほしいです。
今回調べたところ、料金も山小屋のホームページに書かれている金額と同じでした(山小屋直接予約による独自の割引はありません)。キャンセル料は旅行会社のほうが有利ですね。
下記のバナーより、画面上部のサンシャインツアーロゴの下、「富士登山トップ」の横にある「山小屋のみ販売」をクリックします。最初は富士宮ルートの山小屋が出ますが、希望のルートのタブをクリックしてください。