bluethunder200’s blog

主に富士登山について書いています

富士山、富士宮ルート登山、御殿場ルート下山(プリンスルート)の感想と写真

bluethunder200です。
日曜日に富士山に登りましたが、本来であれば明日も登る予定でした。
強烈な筋肉痛は仕方がないのですが、体調が少しすぐれなくて様子を見たいのと、登山靴に重大な問題を発見したため、中止にしました。
日曜日の富士登山で、つま先のガード部分が剝がれてきたのですが、本日改めて見たところ、踵部分のソールが剥げかけているのを見つけたためです。登山中に剥がれなくてよかったです。
登山靴を新調し、コロナワクチン接種の完了する来月に計画したいと思います。

富士宮ルート登山、御殿場ルート下山(プリンスルート)の感想と写真

前回書いたとおり、7月18日(日)、富士山が待ちきれず、日帰りで登ってきました。
登りは富士宮ルート、下りは御殿場ルートから富士宮ルートに戻るルート(プリンスルート)でした。
一昨年3回登った最後が富士宮ルートでしたね。これを書くに当たり、改めて見ましたが、合わせて見てもらえると、シーズン初めと終わりという違いはありますが、今年がいかに登山者が少ないかが分かると思います。

日帰りなので、車で水ヶ塚駐車場まで行きました。
一昨年と異なるのは、山中湖方面からだと、国道138号線で水土野交差点で右折して県道23号線方面に行くのですが、その水土野交差点が国道138号線から県道418号線に変わったため、現在ある国道138号線(須走道路)をそのまま行くと、現在ある水土野ICでは右折できません。いったんICを降りて左折、左折、左折と、とぐろを巻くように戻って水土野交差点に向かう必要があります。少し焦りました。

水ヶ塚駐車場では、検温・体調の確認、確認済みの緑色のリストバンドを付けられました。富士山保全協力金とともに5時から行っていて、この緑色のリストバンドをしていないと、シャトルバスのきっぷの購入や、タクシーに乗れないそうです。
シャトルバスの始発は6時ですが、きっぷの販売は5時40分過ぎから始まり、並んでいたのは5~60人でしょうか、バス1台分だったと思います。(足りなければ適宜増発するそうです)

水ヶ塚駐車場で付けられた、検温・体調確認済みのリストバンド

水ヶ塚駐車場で付けられた、検温・体調確認済みのリストバンド

2年振りの富士宮五合目に到着すると、放火で入れなくなっていた五合目レストハウスが待ち受けていました。解体されますが、その後のことは決まっていないそうですね。バス停そばにある、プレハブ小屋の中までは細かく見てませんが、トイレ以外何もないのは困るでしょう。売店を作るとか、何とかしてほしいものですね。

富士宮五合目レストハウス。放火で入れなくなっています。

富士宮五合目レストハウス。放火で入れなくなっています。

写真撮るくらいしかすることがないので、さっそく登り始めました。
高山病を気にする方は、山室(やまむろ)のある六合目でも構わないので、しばらく滞在しましょう!
これをしたかったのが悪かったのかは分かりませんが、すぐに息苦しくなり、ペースが上がらないことに悩まされることになります。

富士宮五合目の登山口から山頂を望みます。

富士宮五合目の登山口から山頂を望みます。

この時間帯はバス1台分しかないこともあり、登山者は少なかったです。下ってくる人はいますが、ツアー客はわずか、外国人はほとんど米軍関係者しかいませんでした。

富士宮六合目から見上げます。上に見えるのは、八合目池田館です。

富士宮六合目から見上げます。上に見えるのは、八合目池田館です。

午前中はとても良い天気でしたが、お昼近くから山頂から雲がもくもくと上がってきました。どこの山小屋も布団を干していましたが、布団を取り込み始めました。
八合目くらいからは頭に酸素が行っていない感じ、足が上がらない感じの繰り返しで、頻繁に短い休憩、山小屋でも10分以上の休憩をとる羽目になり、コースタイムから大幅に遅くなってしまいました。コロナの影響による運動不足と高所に慣れていないからだと思います。

八合目池田館から見た駿河湾。

八合目池田館から見た駿河湾

結局コースタイムから2時間半、一昨年から1時間あまり遅れて山頂到着。
着いた時間が遅かったこともありますが、山頂も人が少なかったです。富士山頂上浅間大社奥宮で参拝し、御朱印をいただきましたが、一昨年は待っている人が多すぎて断念したのに、今年は誰もいませんでした。
着いてすぐ、頂上富士館は昼の営業が終わってしまいました。人がいないと仕方ないんでしょうね。食事やお土産の購入は早めにしましょう。

着いてから気付いたのですが、なんと神社横にある富士山頂上郵便局は今シーズン休業!ということで、ポストもありませんでした。せっかくはがきを書いて用意したのに、残念ですね。次回、スバルライン五合目に行ったときに出すつもりです。

富士宮口山頂の鳥居。奥の鳥居は御殿場口のでしょう。

富士宮口山頂の鳥居。奥の鳥居は御殿場口のでしょう。

富士山頂上浅間大社奥宮。ここも人が少ない!

富士山頂上浅間大社奥宮。ここも人が少ない!

富士山頂上郵便局は今シーズン休業、と看板が出ていました。

富士山頂上郵便局は今シーズン休業、と看板が出ていました。

時間がなかったので剣が峰は登りませんでしたが、ガラガラのようでした。もう目と鼻の先なのに、登りたかったなぁ!

富士山剣が峰。馬の背を登っているのは2人だけでしょうか?

富士山剣が峰。馬の背を登っているのは2人だけでしょうか?

帰りは初めての御殿場ルートでした。
赤岩八合館までは、岩のあるガレ場で、思うようにペースが上がりませんでした。
しかも、山頂から最初に見える山小屋が赤岩八合館かと思ったら廃屋(八合目)で、赤岩八合館(七合九勺)はまだ先なのだと、ガッカリします。
それ以降は順調で、遠くに宝永山山頂が見えてくるのですが、ほんとにこんな時間で降りられるの思いましたが、休憩を除き、コースタイムに近い時間で下りることができました。
それでもとにかく距離が吉田の下山ルート並みに長くて、初めてのルート、いつ着くのか分からず、つらかったです。
最初のコースタイムとの遅れから、一時は山小屋に泊まらないとダメかな?とも思いましたが、18時の最終バスには間に合いました。

手持ちの古い「山と高原地図」には、御殿場ルート、山頂からの最初のコースタイムは35分とあるのですが、50分~1時間くらいの間違いだと思います(訂正されているかもしれません)。
僕は「コンパス」で登山計画を提出し、登山中はアプリで確認していますが、コンパスの参考タイムでも標準で下りで53分掛かっているので(登りは1時間8分でほぼ同じでした)、大幅に違う場合、気をつけましょう。

このプリンスルート、特に宝永山の砂礫、そしてその先の六合目からの登山道は想像ですが砂礫が続き、僕にとってはかなり手こずりそうだということは理解できました。
御殿場ルートにある3つの山小屋(赤岩八合館と砂走館の姉妹館、わらじ館)は、夕食のカレーがお替り自由なのですが、楽しみは登るときのためにとっておきます。

御殿場ルートの大砂走り、下り六合。左は御殿場口、右は宝永山経由で富士宮口です。宝永山に圧倒されます!

御殿場ルートの大砂走り、下り六合。左は御殿場口、右は宝永山経由で富士宮口です。宝永山に圧倒されます!

次回登るのは吉田ルートですが、もっと楽に登れることを信じたいです。

山小屋の予約はお済みでしょうか?

富士山では標高の高い山小屋が人気があります。例えば吉田ルートの場合、最も標高が高く人気がある、八合五勺の御来光館を取るのは難しいです。
山小屋直接予約で取れない場合、旅行会社は別に枠を持っていますので、ぜひ利用してほしいです。
下記のバナーより、画面上部のサンシャインツアーロゴの下、「富士登山トップ」の横にある「山小屋のみ販売」をクリックします。最初は富士宮ルートの山小屋が出ますが、希望のルートのタブをクリックしてください。