bluethunder200’s blog

主に富士登山について書いています

富士登山の思い出: 雹(ひょう)が降ってきた!

bluethunder200です。
吉田ルートの閉鎖が決まり、友人から、山小屋で働いている友人のメールを見せてもらいました。
山小屋関係者でも経験のないことです。
今年の夏どうするかは書かれてませんでしたが、大丈夫なのか。
来年こそは…

雹(ひょう)が降ってきた!

その友人の働く吉田ルートの山小屋に初めて泊まった日、夕方着いて再会を喜び、部屋に案内されて、荷物の整理をしていたら、雨が降ってきたようで、しばらくすると、屋根からけたたましい音がしました。

なんと雹が降ってきたのです!

山小屋に着いた後でよかった、と思いましたが…

もう一度雹が降ってきた!

一度だけではなく、夜中、ちょうど御来光を見るために山頂に向けて出発する頃に、雹はもう一度降りました。

僕らは翌朝から登るので寝ていて、音しか分からなかったのですが、ツアーの人が山小屋に駆け込んできて避難したようで、低体温症になるより賢明な判断だと思います。朝、その人達と弁当を食べることになりました。以前は山小屋で日の出前に弁当を食べる人なんてほとんどいませんでしたが、今は結構いたり、朝ごはんを用意してくれるようですね。

この日ツアーで登った人は、運が悪いと二度も雨に見舞われた人もいたでしょう。

山は日中早めに行動するのが望ましいとされていますが、まさにそういう日でした。
(チェックイン開始の午後3時くらいに山小屋に着けると、頂上でご来光を見る場合でも余裕を持って行動できますよ)

富士山 吉田ルートから見た富士吉田の街。雹はこの前に降ったと思います。

富士山 吉田ルートから見た富士吉田の街。雹はこの前に降ったと思います。

吉田ルートの登山道。雹の後、続々と登ってきていますが、まだ山小屋に向かう人たちです。バスが遅れたり、ペースが遅くて、こんな夜になってしまうことはよくあります。寝る時間なんてほとんどありません。

吉田ルートの登山道。雹の後、続々と登ってきていますが、まだ山小屋に向かう人たちです。バスが遅れたり、ペースが遅くて、こんな夜になってしまうことはよくあります。寝る時間なんてほとんどありません。

翌朝の日の出(山頂ではないので)。雲が掛かって少々残念でした。こんな日もあります。

翌朝の日の出(山頂ではないので)。雲が掛かって少々残念でした。こんな日もあります。